本日診療 9:00–12:00 / 16:00–19:00(最終受付18:30) 年中無休(12/30午後〜1/3のみ休診)

犬と猫の歯周病

3歳以上の多くがかかる「静かな病気」。症状が目立つ頃には進行していることが多いお口の病気です

全身麻酔下で歯周ポケットまで処置 歯科レントゲンで骨を評価 ご自宅のケアまで指導

SYMPTOMSこんな症状はありませんか?

口臭が強くなったよだれが増えた歯ぐきが赤い・腫れ・出血歯石がついてきた歯がぐらつく・抜けた硬いものを食べなくなった口を触られるのを嫌がる

ひとつでも当てはまれば、一度ご相談ください。

ABOUT歯周病について

歯周病は「歯ぐきの中」で静かに進みます

歯周病は、3歳以上の犬・猫の多くがかかっているとも言われる、最も身近なお口の病気です。歯垢の中の細菌が歯ぐきに炎症(歯肉炎)を起こし、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしていきます(歯周炎)。

症状が目立つ頃にはかなり進行していることが多く、痛みを我慢している子も少なくありません。

重度になると、歯が抜ける、あごの骨が薄くなって折れる(病的骨折)、口と鼻が貫通して(口腔鼻腔瘻)くしゃみ・鼻血が出る、さらに細菌が血流に乗って心臓・腎臓・肝臓に影響することもあります。

TREATMENT当センターの治療・対応

全身麻酔下で、歯周ポケットの奥までスケーリング(歯石除去)とルートプレーニングを行い、歯科レントゲンで骨の状態を評価します。保存が難しい歯は抜歯し、ご自宅での歯みがきケアまでご指導します。

なお当院では無麻酔での歯石除去は行っていません。無麻酔では歯周ポケット内を処置できず効果が不十分なうえ、動物への恐怖・痛み・事故のリスクがあるためです。考え方は歯科センターのトップでも説明しています。

歯周基本治療の3ステップ

1. スケーリング

歯の表面と歯周ポケットの中の歯石を、スケーラーで丁寧に除去します。

2. ルートプレーニング

歯石を取ったあとの歯根の表面から、汚染された層を取り除き、なめらかに仕上げます。

3. ポリッシング

研磨で表面の細かな凹凸をなくします。ここまで行わないと、すぐに歯垢がついてしまいます。

進行した歯周病でも「歯を残す」治療があります(歯周外科・再生治療)

歯周病の治療は、歯石除去と抜歯だけではありません。中程度まで進んだ歯を残したうえで、長く健康に保つための歯周外科治療に対応しています。

  • 歯肉切除・歯肉剥離掻把術:深くなった歯周ポケットを開いて中の汚れを確実に取り、汚れがたまりにくい形に整えます
  • 骨外科(骨整形):歯周炎ででこぼこになった、歯を支えるあごの骨を整えます
  • 歯周組織再生療法:人工骨・骨移植・エムドゲイン・コラーゲン膜などで、失われた歯周組織の再生を促します

実際の症例:歯周外科治療の症例記事(4件)/再生治療の症例記事(6件)

歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」と呼ばれ、症状が出たときには重度になっていることがほとんどです。ご飯を食べられているから大丈夫、ということはありません。気づいたときが治療のタイミングです。

費用について

検査・処置の内容によって異なります。麻酔・入院を含めた目安は診察時にご説明します。

料金案内もご覧ください。

監修:荻窪ツイン動物病院 院長 町田 健吾(歯科・口腔外科)

BLOG症例ブログ

実際の症例を写真つきで解説しています。同じような症状がないか見比べてみてください

FAQよくある質問

無麻酔の歯石除去はできますか?

行っていません。すべて全身麻酔下で処置します。無麻酔では歯周ポケット内の治療ができず、恐怖・痛み・事故のリスクもあるためです。

高齢でも全身麻酔はかけられますか?

麻酔前検査を徹底し、ハイリスクな子は循環器専門の獣医師が麻酔管理に対応します。

まずはご相談ください。

家でのケアはどうすれば?

歯みがきが基本です。処置後にその子に合ったケア方法を具体的にご指導します。

最終更新:2026年9月6日

口臭・歯石が気になったら、早めの歯科チェックを

03-3220-1122 LINE予約 アクセス