本日診療 9:00–12:00 / 16:00–19:00(最終受付18:30) 年中無休(12/30午後〜1/3のみ休診)

犬猫の全身麻酔のリスクと安全対策

歯石取りや歯科処置に欠かせない全身麻酔。不安なお気持ちに、専門の獣医師がお答えします

麻酔前検査を徹底 循環器専門医が麻酔管理 高齢の子もご相談ください

ABOUT「全身麻酔が不安」というお気持ちに

歯科の処置や手術に欠かせない全身麻酔。「高齢だから」という不安に向き合い、安全性を最優先にしています。

SAFETY当院の麻酔の安全対策

麻酔前検査+循環器専門医による麻酔管理

麻酔をかける前に、血液検査や心臓の評価などの麻酔前検査を行い、一頭ごとに状態を確認します。処置中は循環器を専門とする獣医師が麻酔管理に加わり、心拍・呼吸・血圧などをモニタリングしながら進めます。

高齢の子や持病のある子も、年齢だけであきらめず、まずはご相談ください。

CAUTION「無麻酔の歯石除去」をおすすめしない理由

無麻酔での歯石除去は、一見安全に思えますが、歯周ポケットの中(歯周病で最も重要な部分)を処置できません。見える部分の歯石を取るだけでは、根本的な治療になりません。さらに、動物が動くことで口や歯ぐきを傷つけたり、強い恐怖を与えてしまう危険もあります。

当院では、わんちゃん・ねこちゃんの負担と安全を考え、適切な麻酔下での歯科処置をおすすめしています。

FAQよくある質問

高齢でも全身麻酔はできますか?

年齢だけで判断はしません。麻酔前検査を徹底し、循環器を専門とする獣医師が麻酔管理に加わることで、高齢の子でもできる限り安全に配慮します。

まずはご相談ください。

無麻酔の歯石除去ではだめですか?

無麻酔では歯周ポケットの中を処置できず、根本的な治療になりません。口や歯ぐきを傷つける危険もあるため、適切な麻酔下での処置をおすすめしています。

全身麻酔にリスクはありますか?

リスクがゼロではありませんが、麻酔前検査・モニタリング・専門的な麻酔管理で大きく下げられます。一頭ごとに状態を評価し、安全性を最優先に判断します。

てんかんの薬を飲んでいても麻酔できますか?

症状がコントロールできていれば、麻酔をかけることができます。てんかん発作や脳炎のお薬を飲んでいても、まずはご相談ください。麻酔前検査で状態を確認したうえで判断します。

麻酔後はエリザベスカラーが必要ですか?

基本的には不要です。治療当日の夜からごはんを食べていただけます。疼痛管理(痛みへの対応)も十分に行うため、その日から食べる子も多くいます。

治療後の通院はどのくらい必要ですか?

検診は2週間後を目安にご来院いただいています。重大な基礎疾患がなければ、基本的に日帰りでの治療となります。

最終更新:2026年9月25日

麻酔にかかる費用について

年齢に応じた術前検査代として20,000円〜がかかります。これに加えて、猫ちゃんや小型犬の場合、全身麻酔代と歯石除去代で60,000円〜、全顎の歯科レントゲン検査で18,000円となります。費用は治療内容により異なります。詳しい料金は料金案内のページをご覧ください。

循環器専門医が加わる場合

循環器を専門とする獣医師は、術前検査で進行した心臓病や腎臓病など、麻酔リスクが高い疾患が見つかった場合に治療に加わります。てんかん発作や脳炎のお薬を飲んでいる場合でも、症状がコントロールできていれば麻酔をかけることができます。年齢や持病だけであきらめず、まずはご相談ください。

治療にかかる時間の目安

歯石除去のみであれば1時間程度です。抜歯など複数の処置を行う場合は2時間程度、大変な治療の場合は2.5時間以上かかることがあります。重大な基礎疾患がなければ、基本的に日帰りでの治療となります。

麻酔当日の流れ

  1. 初診(検査のみ):遠方の方や緊急性の高い症例以外は、初診日に治療は行いません。検査のため8時間前からの絶食をお願いします。お水は通常通り飲んでいただいて構いません。
  2. 麻酔前検査:血液検査や心臓の評価などを行い、一頭ごとの状態を確認します。
  3. 処置中のモニタリング:循環器を専門とする獣医師が麻酔管理に加わる場合があり、心拍・呼吸・血圧などを確認しながら処置を進めます。
  4. 治療当日:重大な基礎疾患がなければ日帰りでの治療となります。エリザベスカラーは基本的に不要で、当日の夜からごはんを食べていただけます。
  5. 検診:2週間後を目安にご来院いただきます。

麻酔や歯科処置のご不安は、お気軽にご相談ください

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