本日診療 9:00–12:00 / 16:00–19:00(最終受付18:30) 年中無休(12/30午後〜1/3のみ休診)

犬・猫のがん・腫瘍科(しこり・できもの)

しこり・できものの見極めから、手術・抗がん剤・緩和ケアまで、その子の状態とご家族の希望に合わせて対応します。

検査で性質を見極め 手術・抗がん剤・緩和ケア 腫瘍科認定医と連携

SYMPTOMSこんな症状はありませんか?

しこり・できもの傷が治らない急に痩せる元気・食欲が落ちる出血・ただれリンパ節が腫れるお腹が張る呼吸が苦しそう

ひとつでも当てはまれば、一度ご相談ください。

URGENT早めの受診が必要なサイン

次のような様子が見られるときは、できるだけ早めにご連絡ください。

  • しこりから出血が止まらない・急に大きくなった・破裂した
  • 呼吸が苦しそう
  • 急に元気・食欲が落ちてぐったりしている

これらは急いで対応したほうがよいことがあります。ご不安なときは、まずお電話でご相談ください。

DISEASE犬・猫に多い腫瘍(しこり・できもの)

皮膚・皮下のしこり(腫瘤)

皮膚やその下にできるしこりは、犬猫でよく見られます。脂肪のかたまり(脂肪腫)やいぼのような良性のもの多い一方で、悪性のもの混じっていることもあり、見た目や触った感じだけで良性か悪性かを見分けることは難しいと考えられています。

当院では、細い針で細胞を採る細胞診や、必要に応じて組織の一部を採る生検で性質を調べ、その子に合った方針をご提案します。

乳腺腫瘍

お腹側の乳腺にできるしこりで、避妊手術をしていないメスに多く見られます。犬では良性と悪性がおおよそ半々、猫では悪性の割合が高めとされ、早めの対応が大切です。

若いうちの避妊手術は乳腺腫瘍のリスクを下げると報告されており、予防の一つとして選択肢になります(体質や時期により差はあります)。しこりに気づいたら、大きさや数、性質を検査で確認していきます。

リンパ腫

全身にあるリンパの組織から発生する腫瘍で、あごの下や脇、後ろ足の付け根などのリンパ節が左右で腫れることがあります。

元気や食欲の低下を伴うこともあります。

検査は血液検査や細胞診、組織検査、画像検査で行い、抗がん剤治療が中心になります。

詳細な検査をもとに、その子に効果的な投薬内容を相談しながら進めていきます。CTやMRIなどの高度な画像検査は、連携する画像センターをご紹介します。

肥満細胞腫

犬の皮膚にできる腫瘍のなかで比較的多く見られるもので、猫にも発生します。見た目がいぼや虫刺されのようだったり、日によって大きさが変わったりと、さまざまな姿をとるため、外見だけの判断は難しいとされています。

細胞診で見分けやすい腫瘍でもあるため、気になるしこりは早めの検査をおすすめします。

体の中(お腹・胸)の腫瘍

お腹や胸の中にできる腫瘍は、から気づきにくく、食欲や元気の低下、体重が減る、お腹が張る、呼吸が苦しそうといった変化で見つかることがあります。

当院では超音波やレントゲンで調べ、さらに詳しい画像検査(CTなど)が必要な場合は、連携する画像センターをご紹介します。

GUIDE症状からみる受診の目安

「これは病院に行くべき?」の判断の目安です。迷ったときはお電話でご相談ください

すぐに受診

  • しこりから出血・急に増大・破裂
  • 呼吸が苦しそう
  • 急にぐったり・食欲廃絶

急いで対応したほうがよい状態のことがあり、早めの受診をおすすめします。

早めに受診

  • 新しいしこりを見つけた
  • しこりが大きくなってきた・傷が治らない
  • 急に痩せてきた

しこりは見ただけで性質が分からないため、検査で良性か悪性かを調べることが大切です。

一度ご相談を

  • 小さくて変化のないできもの
  • 健診でしこりを指摘された

急ぎではないことも多いですが、記録や検査のため一度ご相談いただくと安心です。

しこりは良性のことも多く、必ずしも悪いものとは限りません。ただし見た目や触った感じだけでは性質を判断しにくいため、検査で確かめることが大切です。早く見つかるほど治療の選択肢が広がりやすいので、迷ったときはどうぞお気軽にご相談ください。

監修:荻窪ツイン動物病院 院長 町田 健吾

FAQよくある質問

しこりは様子を見ていい?

小さくて変化のないもの急がないこともありますが、見ただけで性質が分かりません。新しくできた、大きくなる、色や形が変わるといった場合は、一度ご相談ください。

検査は麻酔が必要?

細い針で細胞を採る細胞診は、多くの場合麻酔なしで行えます。組織をしっかり採る生検や、部位・その子の状態によっては鎮静や麻酔をおすすめすることがあります。

高齢でも手術できる?

年齢だけで一律に決めることはありません。事前の血液検査や心臓・全身の状態を確認し、体への負担と得られる効果を見比べて、無理のない方針をご一緒に考えます。

抗がん剤はつらい?

動物では生活の質を保つことを大切にした量で行うことが多く、人の治療より負担が軽めとされています。副作用の程度には個体差があるため、様子を見ながら調整していきます。

口の中のできものは?

口の中のしこりやただれは、院内の歯科・口腔外科センター連携して検査・対応します。食べにくさや口の出血に気づいたら、早めにご相談ください。

しこり・できものに気づいたら、お早めにご相談ください

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