本日診療 9:00–12:00 / 16:00–19:00(最終受付18:30) 年中無休(12/30午後〜1/3のみ休診)

犬・猫の眼科(目の病気)

目やに・充血・目を痛がる・目が白いなど。目の症状は「様子見でよいもの」と「急いで受診すべきもの」があります

目の症状に幅広く対応 緊急性の見極め 専門施設と連携

SYMPTOMSこんな目の症状はありませんか?

目やにが増えた涙が多い・涙やけ目が赤い・充血目を細める・しょぼしょぼ目をこする・前足で気にする目が白く濁ってきたまぶたの腫れ・できもの目が大きく見える

ひとつでも当てはまれば、一度ご相談ください。

目の病気は早めの対応がとても大切です。

URGENT早めの受診が必要なサイン

次のような様子が見られたら「明日でいいか」と迷わず、その日のうちにお電話ください。

  • 目を痛がって開けられない・しきりに気にする
  • 急に強く充血した
  • 目が大きく見える急に白く・青白く濁った
  • 目をぶつけた・引っかかれた目に何かが入った
  • 目が飛び出している

これらは角膜の傷や緑内障などのサインのことがあります。とくに緑内障は、治療が遅れると短時間で視力を失うことがあるため、早い対応が大切です。

DISEASE犬・猫に多い目の病気

結膜炎(目やに・充血)

目の表面をおおう「結膜」に炎症が起きた状態で、目やに・充血・目のかゆみが出ます。細菌やウイルスの感染、アレルギー、ほこりや逆さまつげなどの刺激が原因になります。

とくに猫ではヘルペスウイルスなどによる結膜炎多く、子猫やストレス時にくり返すことがあります。

原因を見きわめて点眼薬などで治療します。

角膜の傷・角膜潰瘍(目を痛がる)

目の表面(角膜)に傷がついた状態です。目をしょぼしょぼさせる・涙が増える・目を開けられない・強く痛がるのが特徴で、悪化すると穴が開く(穿孔)こともあります。

フルオレセイン染色いう検査で傷の有無をその場で確認できます。進行が早いことがあるため、早めの受診が大切です。

目が白い ——「白内障」と「核硬化症」

目が白っぽく見えるとき、原因は大きく2つあります。核硬化症加齢による自然な変化で、多くは視力が保たれ、治療も必要ありません

一方白内障水晶体が白く濁る病気で、進行すると視力を失うことがあり、糖尿病が背景のこともあります。見た目が似ているためスリットランプ検査などで見分けます。白内障が進んで手術が必要な場合は、連携する専門施設をご紹介します。

緑内障(充血・痛み・目が大きい)

眼の中の(眼圧)が上がり、視神経がダメージを受ける病気です。強い充血・痛み・目が大きく見える・見えにくそうなどの症状が出ます。

急に眼圧が上がると短時間で失明することがある緊急の病気で、眼圧を測る検査で診断します。

視力を守る鍵は、早く眼圧を下げることです。

ドライアイ(乾性角結膜炎)

涙の量が減り、目の表面が乾いてしまう病気です。ネバネバした目やに・慢性的な充血・角膜のにごりくり返し起こります。涙の量をはかる検査(シルマー試験)で診断し、点眼で涙を補い炎症を抑えます。

放置すると視力に影響することもあるため、続く目やには一度ご相談ください。

まぶた・涙の異常(涙やけ・逆さまつげ・できもの)

涙があふれて涙やけが続く「流涙症」、まつげやまぶたが目を刺激する「逆さまつげ・眼瞼内反」、まぶたにできる「できもの(腫瘤)」なども、目の不快感や炎症の原因になります。

原因に応じて点眼や外科処置で対応します。

GUIDE症状からみる受診の目安

「これは病院に行くべき?」の判断の目安です。迷ったときはお電話でご相談ください

すぐに受診

  • 目を痛がる・開けられない・急に強く充血した
  • 急に目が白く・青白く濁った

角膜の傷や緑内障、水晶体の病気などの可能性があります。

早めに受診

  • 目やに・充血が数日続く悪化する

結膜炎やドライアイなどが考えられます。

一度ご相談を

  • 涙・涙やけがずっと続く
  • シニアで目がうっすら白い(元気はある)

流涙症や逆さまつげなどのことがあります。目が白い場合、多くは加齢性の核硬化症で心配いりませんが、白内障との見分けに検査をおすすめします。

目の病気は、様子を見ているあいだに悪化してしまうものがある一方で、加齢による変化のように心配のいらないものもあります。どちらなのかは検査をしないと見分けられないことが多いため、「気になるけれど大げさかな」と思うくらいでも、どうぞお気軽にご相談ください。早く診せていただくほど、目にもご家族にも負担の少ない対応ができます。

監修:荻窪ツイン動物病院 院長 町田 健吾

FAQよくある質問

目が白いのは年のせいでしょうか?

高齢の子で目がうっすら白っぽく見える場合、その多くは「核硬化症」という加齢による変化で、視力はほぼ保たれ治療も必要ありません。一方「白内障」は進行すると視力を失うことがあり、早めの対応で進行を遅らせられる場合があります。この2つは見た目が似ており、専用の検査(スリットランプ検査)で見分けます。

気になったら一度ご相談ください。

目やに・充血は様子を見てよいですか?

元気・食欲があり症状が軽ければ数日様子を見ることもありますが、痛がる・目を開けられない・充血が強い・症状が続く悪化する場合は早めに受診してください。

目の病気は進行が早いものあります。

緑内障はすぐに受診が必要ですか?

はい、緑内障は緊急の病気です。眼圧が急に上がると、治療が遅れると数時間〜1〜2日で視力を失うことがあります。急に目が充血して痛がる・目が大きく見える・青白く濁るときは、できるだけ早くご連絡ください。

涙やけは病気ですか?

涙の通り道の異常(流涙症)・逆さまつげ・まぶたの形の異常・慢性的な結膜炎などが背景に隠れていることがあります。皮膚炎の原因にもなるため、続く場合は一度ご相談ください。

専門的な検査・手術が必要なときは?

白内障手術など、より専門的な検査・手術が必要な場合は、連携する専門施設をご紹介します。まずは当院で診察し、状態を評価したうえで最適な方針をご提案します。

目やに・充血・目を痛がるなど、目の症状はお早めにご相談ください

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